和の夏の香りmeetsあろまほら

思ってもみない、例年より二週間も早い!梅雨明けで始まった、今年の文月(七月)。
今年に入り、ちょうど夏にぴったりの和の香りとの出会いが続いており、このシーズンにご紹介するのを楽しみにしていました。

特に今年はサロントリートメント以外に、講座や地域イベントとのコラボレーションもあった、充実のひと月。
今後にも繋がるイベントの様子も含めて、ご紹介させて頂きます☆

 

 

暦や季節に合わせた薬草をたのしく学ぶ「あろまほらの寺子屋」


梅雨明け翌日は、恒例の「あろまほらの寺子屋」、季節の和アロマ&ハーブ講座は、「七夕」をテーマに夏にオススメの「和薄荷」「月桃」精油、また七夕ということで、ハーブとしての「」にスポットをあてた内容となりました。

季節柄、また「和」にちなんだ講座ということで、生徒さんの中には浴衣やお着物を涼やかに着こなして頂きました〜!素敵ですねえ。。
こういったロケーションも含めて「和」の講座イベントは、今後も大事にしていきたいイベントです☆


お土産手作りクラフトは、見た目も涼やかな「和薄荷ボディパウダー」。このパウダー、香りも基材の粉色づけも、和にちなんだ植物性のものばかりで出来ています!
生徒さんからも「自分で自然素材を使ってつくれるんですねー!」と喜びのお声を頂きました。

 

「寺子屋」では、和の香りをただご紹介するだけでなく、こういった日常生活にどう活かすかも、ぜひどんどんお伝えしていきたいな、と思っています☆

 

 

都会のナチュラルライフをたのしめる「たぬき市」

 

また、今月はもうひとつ新しい試み、
同じ世田谷区は砧地区にある、都市のナチュラルライフをテーマにしたコミュニティガーデン「たぬき村」にて、
初めて行われた文化祭?「たぬき市」に、オイルや精油など出店させて頂きました。

普段は店主がハーブを学ぶために通っているのですが、古いコーポとその周辺の庭先を開放し、昔ながらの和の薬草や西洋ハーブ、区の保存樹木にも指定されている大きなイチョウなどが共生している大変面白いガーデンです。

 

 

近隣のお子様連れやハーブアロマにご興味をお持ちの方など、多くの方にご入場頂き、市は初回にも関わらず、盛況でした!

普段サロンワークではなかなかお会いできない方に、男性がお一人で無農薬で作っている北海道滝上町・和薄荷精油をご紹介すると、みなさま香りにつられて、ブースにふら〜っとお立ち寄りになられました。

 

薄荷といえば北見産、といわれるほど有名ですが、実は北見では、現在ほとんどの薄荷生産は行われておらず、その原産に当たるのが、この滝上町の和薄荷なのです。
無農薬のこだわりはもちろんですが、精油に精製するまでの工程にも一工夫があり、他の和薄荷精油に比べて、メントールのスースー感がやさしく、少し甘みさえ感じるほど。
時期柄、ナチュラルな虫除けを考えていらっしゃる方にも好評でした♪

 

 

 

またもうひとつご紹介したいのが、沖縄・大東月桃芳香蒸留水

 

月桃は沖縄をはじめ、東南アジア一帯でとれる薬草の一種です。
西洋ハーブで言うと、ティートリーに近いハーバルな香りが特徴です。

 

沖縄では、例えば笹の葉と同じように、その葉が鬼餅(カーサムーチ)という伝統的な料理を保存する包みとして使われてきたりと、抗菌作用に大変優れ、また高温で陽射しの強い沖縄の気候でもたくましく生き抜くため、抗酸化作用もあるのです。

 

また近年では、婦人科系のトラブルケアにも向いている、という実験報告がなされている、注目の和精油です。

 

沖縄本島から東へ360km、北と南の2つに分かれる小さな島、大東島でとれるこの月桃は、本島とも、他の島ともちがう独特のまろやかな香り。
離島のため生産量が少ない一品ですが、色んなメーカーの月桃精油を使ってみた中で、トリートメントにはこの大東月桃が最適と店主が選んで使っていました。

今回イベント直前に、幸運にもメーカーの方に詳しくお話を伺う機会があり、ますますその魅力を感じました。

 

 

 

今回、精油だけでなく芳香蒸留水(精油を生産する際に生まれる、精油が微量に溶けた水)を仕入れることが出来ました。

 

 

普通の化粧水としての使用はもちろん、その特徴成分から、次に使う美容液やクリームの浸透を高める“ブースター”としての役割を果たしてくれる、美容にも、肌の引き締め・気分のリフレッシュにも使える優れものなのです。

 

 

和精油やハーブは、美容分野ではまだその活用方法が未知数な部分がある中で、月桃はその効果が注目されているハーブ。

 

 

サロンでも、講座などで、ぜひこの「月桃」を初めとする和の植物美容をテーマに皆さまにお伝えできたらと計画しています!

 

 

 

地域とのつながりと、今後。

天然の三つ葉。周りは露ではなく、植物自身が余分な水分をはき出しているのです☆
天然の三つ葉。周りは露ではなく、植物自身が余分な水分をはき出しているのです☆

自然療法とは、本来資格などとは関係なく、誰しもが、自分で自分に合ったものを試しながら、脈々と受け継がれていくもの。

 

そして必要に応じて、より効果的で、安全な使い方を学ぶことができる。
それはあくまでその方おひとりおひとりの、「もっと健康になりたい」「美しくなりたい」という想いがモチベーションですね。

 

特に和精油やハーブは、まだまだ開かれた情報が少ない分野でもあります。

興味はあるけれど、「和の香りやハーブを、実際にどう使ったらいいの?」

という皆さまのお声に、これからもどんどん増やしていきたい。。そう考えています。

 

 

 

また初めての地域イベントの出店を通し、近隣の方の中にも、ナチュラルな香りを日常的に使うことに関心をお持ちの方がとっても多いのだということを知ることが出来ました。

できるだけオープンな、そしてご縁のあった近隣地区の皆さまとも交流できる機会を、今後も継続的に増やしていきたいと思います。

 

サロン情報と合わせて、今後のイベント情報も、どうぞご期待下さいね☆

 

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