“ぬちぐすい”…琉球からの恵みのセラピー

暦は「小暑」、いよいよ「暑」の字が入る季節。

梅雨明け前ですが、蒸し暑い日が続いていますね〜

 

そんな暑さに負けないカラダとお肌をつくるために、

サロンでは、今月より

 

「琉球“ぬちぐすい
 ハーブ&シーソルトトリートメント」

 

がスタートしています!

 

このコースはひと言で言えば「和のタラソテラピー」

当店ではアロマ、ハーブとならんでもうひとつ大きなメニューの特徴、それが「タラソテラピー」です。

 

実はサロン移転前、昨年の夏もこのタラソテラピーの一環として、

沖縄の海で採れる泥「クチャ」を使ったボディコースを夏のケアとして取り入れ、

ご好評を頂きました。

 

今年はそれをさらにバージョンアップさせ、沖縄特産の海の塩とハーブを使い、

肌だけでなく、カラダのより深い部分にまで有効成分を届けて

夏のカラダに不足しがちなエネルギーを補えるコースをご提供いたします。

 

タラソテラピーって?

 

「タラソテラピー」は、訳すと「海洋療法」

 

海水や海泥、海藻など海がもたらす自然の恵みを使った自然療法のことを指します。

 

発祥はフランス。本場では海の近くの施設に滞在しながら、海水プールでの運動やジェットバスに入ったり、また海水をサプリメントのように体内に取り入れたり、海藻や海泥からつくられたパックをボディに塗って使用するなど、多様な方法があります。

 

日本でも伊勢志摩や千葉など、海の近くにタラソテラピー専門のホテルやスパがあり、ご存知の方もいらっしゃることでしょう。

 

 

ヒトがうまれる前にすごす胎内の羊水は、海に大変似た成分組成だと知られています。

 

ナトリウムを始めとするミネラルは人間にとって、細胞の新陳代謝や神経の伝達など、幅広く生命活動に影響する、なくてはならない成分。

それを集中的に補うことで、疲労回復や痛みの緩和、解毒、またカラダだけでなく神経の鎮静やリラックスを得ることができます。

 

アロマやエステサロンで使われるタラソテラピーの商品は、一般的には、フランス産の海水を乾燥凍結させたパウダーをベースに、やはり現地産の海藻や泥などが配合されていることがほとんどです。

 

当店でも定番メニューのフェイシャルコースでは、このフランス産のパック材などを使用しております(この季節限定コースでも、肌質によってフェイシャルパックを一部使用いたします)

 

 

“ぬちまーす”&“クチャ”…日本のタラソテラピー 

今回のトリートメントの最大の特徴は、海外産ではなく、

国内、しかも美しい沖縄の海水を特殊な方法で微粒子にした

「ぬちまーす」を使用することにあります。

 

「ぬち」=命、「まーす」=塩。

 

「いのちの塩」とよばれるこの塩は、沖縄本島中部に寄り添うようにある小島、宮城島(みやぎじま)にその工場があり、その周りには、工業や住宅の排水がない、自然のままの美しい海が広がります。

その海水を、ミネラルはそのままに(約21種類の成分が含まれ、ギネス認定をうけたほど!)小麦粉ほどのサラサラのパウダーにしたものが、このぬちまーす。

塩、というより、海そのもの、といっても差し支えないのです。

 

通常の塩に比べ、ナトリウムが少なく、マグネシウムが多いのが特徴で、水に触れると自然に発熱をおこす性質があります。

このことからも、他の塩に比べ、カラダの代謝を高める機能が高いことが期待できます。

また微粒子なので、パックやゴマージュに使用しても肌を傷つけることなく、大変マイルドです。

 

※「ぬちまーす」の詳しい解説は、こちらのHPへ。


 

 

パックのベースには、同じく沖縄特産の泥、「クチャ」を使用します

美肌だけでなく、地元の女性達のヘアケアにも使われきました。

 

これも大変粒子が細かく、水で溶くとこのようなつやが出る程。

毛穴の細かい部分まで入り込み、きれいにしてくれます。

同じように粒子の細かい「ぬちまーす」とも好相性。

 

昨年に引き続き、当店の夏のトリートメントの定番です♪

 

 

 

 

琉球のアロマとハーブ …夏のカラダが喜ぶ“ぬちぐすい” 

沖縄には、その南洋気候に特有のハーブも多く見られ、また古くから

「ぬちぐすい」=「いのちのくすり」

つまり口にするものは薬と同じ、という伝統が、長寿の島の人々の健康を支えてきました。

 

厳しい暑さや陽射しの中で育つ野菜や植物には、それに負ずに生き抜くための抗酸化成分を多く含むものが多いのも特徴で、色合いも濃く、生命力が感じられます。

それらの植物のもつ美容成分や栄養を、精油、ハーブティやパックなどでとりいれているのもこのメニューのオススメポイントのひとつです。

 

 

 

 

人気の琉球アロマ、月桃

近年、アロマ好きの方にも人気のある香り、月桃(げっとう)

沖縄ではサンニンと呼ばれ、その葉に精油成分を含んでいます。

抗菌作用があることから、カーサムーチという伝統料理を包むのに使われてきたハーブであり、研究の結果、アレルギー緩和や女性特有の症状にも良いということがわかっています。

また抗酸化力の強いハーブとして、お茶としても注目されています。

 

グリーンノートのさわやかな芳香は、暑さで疲れたカラダと心を爽快にしてくれるでしょう。

 

 

琉球ぬちぐすいハーブ

 

•アカバナー

(ハイビスカス)

クエン酸豊富で、疲労回復と美肌におすすめ。

•シークワーシャー

(シークワーサー)

ビタミンcを含み、果皮から水蒸気蒸留した精油は爽やかでリフレッシュさせてくれます

•ウッチン

(うこん)

お茶やエキスは肝臓の働きを助け、外用すると肌を明るくしてくれます。

 


琉球もろみ酢

バスタイムからベッドでのトリートメントに移る前に、

琉球もろみ酢のドリンクで水分補給をして頂きます。

 

琉球もろみ酢は、ずばり「酸っぱくないお酢」

泡盛作りに使われる黒麹を使い、まろやかな味わいのお酢であると同時に、

黒糖が加わることで、さらにミネラル豊富で口当たりのいいドリンクです。

お酢のクエン酸、また麹に含まれるアミノ酸は疲労回復を促し、その後のトリートメントの効果を高めてくれます。

この“ぬちぐすい”コースならではのサービスです。

 

☆店主の私もお酢は大変苦手でしたが、これは製造元の沖縄の酒造にて試飲し、

抵抗なく飲めて、「美味しい!」と素直に感じた一品ですので、

お酢が苦手〜と言う方にこそ、ぜひ味わって頂きたいドリンクです。

 

 

 

暑い夏を乗り切るために

 

今年の夏は例年以上に厳しい暑さが予想されているとか。

 

梅雨明け前から湿度が日に日に強くなり、夏バテをおこしやすくなっています。

またどうしても室内も冷房を効かせることが多く、冷たい飲料をたくさんとってしまったりと、外の気温に反して代謝が落ちやすく、また胃腸にも負担がかかりやすくなってきます。

そんな時だからこそ入浴の時間をしっかりとったり、カラダを冷やす食品もとりすぎないことが大事になります。

 

また熱中症対策として、なるべくこまめな水分補給と同時に、汗で失うミネラルの意識的な補給もとても重要です。

 

 

 

この季節ならではのメニューをお受け頂くことで、

代謝がおちてしまったカラダに元気を取り戻し、

またミネラル補給をカラダの内側からも外側からもして頂けます。

 

爽やかなハーブの香りや味わいで、

まるで南国に休暇をとりにきたような、ゆったりとカラダも心も休めて、

元気に夏を乗り切るための、とっておきのコース。

 

店主自ら沖縄に出向き、集めたハーブや自然の恵みをふんだんに使った内容ですので、

通年はご用意できない、貴重なメニューです。ぜひ、ご利用下さいませ!


 

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【セラピストブログ】

アメブロにて、このトリートメントの商材仕入れのため

沖縄を訪れた時の様子を書いております。

 

    「aromahola 〜セラピーのとりこ〜」

 

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